【JST CREST xDiversity × 日本科学未来館 vol.2】オンラインイベント|“音を聞くこと”のちがいを乗り越えるテクノロジー
音を振動と光で伝える「Ontenna(オンテナ)」×「AI技術」により、その人が「聞きたい音」だけを届けられたら、どんな可能性が広がるでしょうか? 研究者と一緒に考えてみましょう!
皆さんのご視聴・コメントをお待ちしております!
【アンケートについて】
アンケートへのご協力をお願いいたします。このアンケートは科学未来館へ送信されます。
<オピニオン・バンク>
https://www.miraikan.jst.go.jp/research/opinionbank/index.html
↓
「特設サイトへ」を選択。外部サイトへ移動します
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「参加する(Join)」を選択。
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テーマ「IT技術,使ってる?〜新型コロナウイルス対応状況下におけるIT技術利用状況調査(試作版)〜」を選択。
【日時】
2020年7月23日(木・祝日) 17:30 開始 – 18:30 終了予定 (イベントは終了いたしました)
【主催】
日本科学未来館 https://www.miraikan.jst.go.jp/
日本科学未来館のイベント詳細ページへ移動
【配信URL】
YouTube Live (Miraikan Channnel)
アーカイブ配信
https://youtu.be/GGNVnhLmlsc
【視聴方法】
YouTube Live (Miraikan Channnel) にてインターネット放送します。
どなたでも視聴できます。
【コメント投稿について】
番組視聴中のコメント投稿について、2つの方法をご用意しております。
詳細は配信URL内の説明欄をご確認ください。
①チャットへ投稿
YouTubeアカウントでのログインが必要です。
②アンケートフォームを利用した投稿
放送中はこちらからコメントを何度でも入力もできます。コメントは放送画面には表示されませんが、日本科学未来館のスタッフがいただいたコメントを拾いながら、番組を進行します。
*放送終了後はコメントの入力ができなくなります。
【字幕の視聴について】
字幕の視聴について ⾳声認識字幕アプリ「UDトーク」による情報保障をおこなっています。
⾳声認識字幕アプリのご利⽤について
【概要】
人との会話や、テレビの音声、救急車のサイレンなど、私たちのまわりにはさまざまな音があふれています。音は情報としてコミュニケーションや知識の獲得、危険の回避などに重要な役割を果たしています。では、音が聞こえない人はどうやってこれらの情報を得ているのでしょう?
手話や筆談だけでなく、最近では音声を認識して字幕にするアプリや音の代わりに光で知らせるチャイムなどさまざまなツールが開発され、聞こえない人の生活をサポートしています。xDiversityプロジェクトでは、「Ontenna(オンテナ)」という新しいツールを、聾学校のみなさんを中心としたユーザーの意見を取り入れながら開発しています。
Ontennaは長さ6.5 cmのクリップ型デバイスで、音の強弱を振動と光の強さに変換します。髪の毛や服の襟元などに挟むことで、音を体で感じることができるのが特徴です。しかし、現状では周囲にあふれるさまざまな音のなかから、自分の子どもの泣き声や時計のアラームなど、身に着けた人が聞きたい特定の音だけを認識することができません。さらに、この聞きたいと思う音は、人によってちがうでしょう。これを解決すると期待されているのがAI技術です。事前にたくさんの音データを学習させることで、特定の音を自動で認識することができます。使う人にあわせて学習させれば、その人が聞きたい音だけを感じることができるようになるでしょう。これは聞こえる人にとっても、例えば、音楽を耳だけでなく体でも感じられるようになり楽しみ方が広がるなど、新たな価値を生むかもしれません。
今回のイベントは、Ontennaの開発者である本多達也さん、AI技術を研究する菅野裕介さん、そしてAIを用いた社会問題解決へのアプローチなどを研究する中尾悠里さんをお招きし、OntennaとAIを組み合わせることで何ができるのかを一緒に考えます。
皆さんは、Ontennaがどんな時に、どんな音が聞きとれたら、どんなことがしてみたいですか? 研究者と一緒に、未来の研究課題を探ってみましょう。
<Miraikan オンラインイベント|“音を聞くこと”のちがいを乗り越えるテクノロジー より抜粋>
【出演・登壇者】
菅野裕介(東京大学生産技術研究所 准教授)
本多達也(富士通株式会社)
中尾悠里(株式会社富士通研究所)
川﨑文資 (日本科学未来館 科学コミュニケーター)